FOLIO(フォリオ)とは??
FOLIOは10万円前後からテーマ投資と「かんたん投資」というロボアドバイザー投資ができる証券会社です。
テーマ投資の特徴としては、「人工知能」や「ドローン」といったテーマを選んで株式投資をすることができる資産運用サービスです。
「寿司」や「京都」と言ったニッチなワードでのテーマ投資も可能となっています。
FOLIO(フォリオ)の手数料
FOLIOの手数料は各銘柄ごとに売買代金の0.5%(税抜)です。
単元未満株式における手数料を比較した場合、他の主要な証券会社と変わりがありません。
証券会社
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取引手数料
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FOLIO
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約定金額×0.5%(税抜)
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SBI証券
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約定金額×0.5%(税抜)
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マネックス証券
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約定金額×0.5%(税抜)
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また、入金手数料や運用手数料、口座管理手数料などのコストは発生しないため、比較利用しやすいと言えるのではないでしょうか。
FOLIO(フォリオ)で投資できるテーマ
FOLIOで投資できるテーマはほんとにたくさんあります。
例えば下記のようなものがあります。
このテーマに投資をしたいと決めたら、ネットショッピングをする感覚で「カートに入れる」を選択するだけと、非常に簡単に購入することができます。
上記のテーマは「もしバフェットが日本株を買ったら」というテーマの内訳になります。
購入の際は、過去から直近までとこのテーマの成長を確認してから購入することができます。
FOLIO(フォリオ)のメリット
FOLIOにはメリットがたくさんあります。
メリット1:銘柄のリサーチ時間を短縮できる
FOLIOを利用することの1番のメリットはリサーチ時間を短縮できること。
例えば、株式投資を行う場合、自分が興味がある分野の企業の業績や成長性・株価の値頃感など、様々な項目を分析して銘柄選定をすることが必要になってきます。
分析には知識が必要になりますし、投資初心者の場合は膨大な時間がかかってしまいます。
そのため株式が投資を始めるには敷居が高くなってしまう傾向があります。
しかし、FOLIOを利用すれば今のおすすめ10社を自動的にピックアップしてくれるので自らリサーチする必要がありません。
テーマを選択して投資するだけ。
投資にかける時間を大幅に短縮することができます。
メリット2:少額で株式投資ができる
通常、株式投資を行う場合には、単元ごとに購入する必要があります。
1単元あたりの株数は100株や1000株などと決められており、必ずしも1株から株式投資を始められるわけではないため、初期投資のために大きな資金が必要です。
しかし、FOLIOの場合、1単元未満の株を購入することができる単元未満株制度を利用したサービスを提供することにより、1銘柄をより小さな単位で購入することを可能にしてます。
メリット3:自分に合わせた投資スタイルを選択することができる
FOLIOではテーマごとに4つの投資スタイルがあり、それぞれのスタイルによって内包銘柄の株数が変わります。
これにより、自分の投資スタイルに照らし合わせた投資スタイルを選ぶことができます。
投資スタイル | 特徴 |
バランス型 | リスクとリターンのバランスを重視 |
ディフェンス型 | 価格変動リスクを抑えることを重視 |
グロース型 | 銘柄の成長性を重視 |
バリュー型 | 銘柄の割安さを重視 |
メリット4:分散投資ができる
FOLIOはテーマに沿った銘柄を10社ピックアップしてくれます。
テーマを選ぶだけで10社に投資ができるので、自動的に分散投資が可能なのです。
もし1社だけに投資していた場合その1社の株価が下落してしまったらそのまま含み損になってしまいます。
でも10社投資していることで、その他の銘柄の株価が上がればその分をカバーできます。
こんな感じでテーマ投資というのはリスク分散できるというメリットがあります。
メリット5:配当金も貰えます。
配当金を出している企業へ投資している場合は配当金ももらうことができます。
端株なので数十円〜と金額自体は大きな数字ではありませんが、もし株価が下がって含み損がでていたとしても、配当金でカバーしていくこともできます。
メリット6:スマホだけで簡単に投資ができる
FOLIOはアプリを出しているので、スマホがあれば簡単に投資ができます。
しかも、スマホからいつでも運用実績の確認や出金などを行うことが出来るのなど非常に考えられて設計されているため凄く利用しやすいです。
スマホしか持っていないって人でも全く問題なく利用できます。
FOLIO(フォリオ)- テーマで選ぶ投資アプリ
FOLIO Co, Ltd.posted withアプリーチ
FOLIO(フォリオ)のデメリット
FOLIOのメリットばかり伝えてきましたがもちろんデメリットもあります。
デメリット1:NISA口座は対応していない
FOLIOは残念ながらNISA口座に対応していません。
一般口座と特定口座の二つのみなので非課税というメリットを受けられません。
デメリット2:テーマ投資以外できない
FOLIOはテーマ投資を購入することで分散投資を行います。
そのため、個別銘柄の投資や投資信託などの購入はできません。
個別銘柄などの購入をしたい方は他の証券会社の口座を開くしかありません。
デメリット3:郵便物が多くなる
FOLIOで投資をすると多くの会社の株を少数保有することになるため、株式書類が大量に届きます。
投資するテーマが少ないうちは大したデメリットにはならないですが、投資するテーマが増えるごとに郵便物も増えてきます。
今後、書類の電子化などにより簡素化される可能性はあるかもしれませんが、現在は避ける方法はありませんので、多くのテーマに投資する場合は覚悟しておきましょう。
デメリット4:株主優待は受けられない
株主優待のほとんどは、保有株数に応じて優待が受けられるか判断されています。
しかし、単元未満株であるFOLIOの場合には株主優待を受けることが基本的にできません。
一部の銘柄については、保有株数を基準とせずに、株主全員に株主優待を提供している場合もあります。
FOLIO(フォリオ)のまとめ
今回はFOLIOについて紹介してきました。
最後にまとめます。
- テーマ投資ができる
- 投資金額は10万円前後
- スマホだけで資産運用できる
- サイト、アプリが利用しやすい
- 分散投資ができる
- 株式購入初心者向け
- NISA口座は対応していない